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むち打ち
むち打ちとは

自動車の衝突事故、特に停車中の車輌に後部から追突された事故などで、頚部周辺の軟部組織に損傷を受けることによって生じた様々な病態のことを「鞭(むち)打ち症」または「鞭打ち損傷」と言います。
主に追突事故により発症しますが、側面衝突や正面衝突などでも起こり得ます。
「鞭(むち)打ち症」または「鞭打ち損傷」という名前は一般に広く使われている傷病名ですが、診断書などでは「頸椎捻挫(けいついねんざ)」や「頸部捻挫(けいぶねんざ)」「頸部挫傷(けいぶざしょう)」「外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)」など様々な傷病名が使われています。
首の骨の周りには、脳と身体をつなぐ神経や血管がびっしりと通っていますので、医学的に説明が可能な「頸部痛」のほかにも、鞭打ち損傷の症状には、吐き気、頭痛、疼痛、しびれ、めまい、耳鳴り、眼精疲労、かすみ、倦怠感など様々な症状があります。当院では、むち打ち症はもちろんのこと、その後遺症の治療も積極的に行っております。交通事故により生じる諸症状である、めまい・吐き気・耳鳴り・眼精疲労などの治療にも対応しています。鍼灸の独特な鎮痛作用を利用し、痛みを和らげ、自律神経系のバランスを調整して、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進して症状を改善する治療を行います。まず痛みがある部位や反応点を見つけて、痛みと関連するツボを使い治療します。また、慢性の場合は温灸治療も行います。
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