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アキレス腱炎
アキレス腱とは

アキレス腱とは下腿三頭筋(ふくらはぎ)の共同筋として踵骨隆起(かかと)に停止している腱で、人体で一番長くもっとも太い強靭な腱です。アキレス腱が筋肉を骨に付着させています。アキレス腱炎はこの腱にかかる負荷が腱の強さを上回ったときに生じます。下り坂では、足の前部を地面につけるまでの動かす距離が長くなるため、アキレス腱により多くの負荷がかかります。上り坂では、けり出しの際にかかとを上げるために、ふくらはぎの筋肉は平地での運動時より大きな力を出す必要があるため、やはりこの腱に負荷がかかります。たとえばこの筋肉が収縮するとアキレス腱は上に引っ張られ踵が引き上げられます。 アキレス腱は強いと言いましたがふくらはぎの働きで体を持ち上げたり、ジャンプ時には大きなストレスがかかるため負担が集中しやすく、一度に大きな力がかかったり、運動による使い過ぎが炎症を招いたりします。いわゆるアキレス腱炎になるわけです。
アキレス腱炎の主な症状としては
アキレス腱をつかんだり、圧迫したりすると痛み
階段の昇り降りの時に痛みがでる
足首の後側に痛みが徐々に出現し、その後強い痛み
ランニングをした後、腱にそった痛みを感じる
踵から少し上に朝痛みを感じる
ストレッチをする事で、ふくらはぎの硬さが軽減
アキレス腱炎の予防
アキレス腱炎を予防するには、運動前のストレッチと運動後のアイシングで炎症を防ぐことが効果的です。ふくらはぎのひらめ筋を伸ばすストレッチは、アキレス腱の負担を軽減する効果があり、アキレス腱のスポーツ障害を予防する為には欠かせないものと言えます。運動後のアイシングは炎症を防ぐ為には欠かせないものなので、忘れないようにしましょう。
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